千雨と蟻と小銃と 24-6


 ネギ・スプリングフィールドはぼんやりと空を眺めていた。雲ひとつない澄んだ空を埋め尽くす星空だ。雨が止んで雲が晴れたわけではない。
 あの後、エヴァンジェリン・A・K・マクダウェルの別荘に場所を移した。
 特定の――長谷川千雨、犬上小太郎、そしてここの主であるエヴァンジェリン以外、千雨が寮に帰した。
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百四十回更新をおこなって

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 『千雨と蟻と小銃と』百四十回目の更新となりました、オギカド カヤです。
 クリスマス・イブ。皆様はどうお過ごしでしょうか? 今年ものこり一週間ほどなり、一年とは早いものだシミジミ感じ入っています。
 何か変わったことといえばゲームを始めたぐらいでしょうか? 他は昨年とほとんど変わらない日々をすごしたな~っと言った感じです。
 さて物語としてはようやく起承転結で言えば承が終わり転に入る辺りになりました。もしくは折り返し地点です。あと二年ぐらいか……まあ、頑張ります。
 簡単ですが、コメント・拍手・ご意見ありがとうございました。来年もよろしくおねがいします。
 あと来週、今年最後の更新があります。

麻帆良外典 ~真・女神転生before~ 受胎編 第一章ノⅦ



 第一章 悪魔召喚プログラムⅦ 帰還


千雨と蟻と小銃と 24-5


 重々しい円陣を見下ろす形で長谷川千雨たちは世界樹下ステージに転移した。
「学園祭には使えねーだろうな」
 戦いの爪痕を大きく残すステージはさっそく修繕では手の施しようがない有様だった。
 そんな感想を呟いた千雨を無視してエヴァンジェリン・A・K・マクダウェルはツカツカと弟子の元に歩いて行く。そのあとを、若干顔を青くした宮崎のどかが追いかけた。

千雨と蟻と小銃と 24-4


「協会本部から連絡があって、急遽あなせすも現場に向ったの」
 アナセスからの話を聞いた長谷川千雨とエヴァンジェリン・A・K・マクダウェルは難しい顔をして押し黙った。
 千雨がエヴァンジェリンに視線をやる。目があった。エヴァンジェリンもこちらを向いている。そしてそのままエヴァンジェリンが口火を切った。

千雨と蟻と小銃と 24-3


 麻帆良学園都市郊外に閑静な住宅街がある。
 学園都市に勤める者だけでなく、都心のベッドタウンとしても機能しているここは、治安もよく住みやすい街だと言われて人気がある。だが今はそんな街に相応しくない喧騒に彩られていた。
 人、人、人。雨も上がったばかりだというのにここは人で溢れかえっている。
 そんな人垣をくたびれたスーツ姿の男が少し離れて見ていた。手には携帯電話を持ち、顔に疲れの色が見て取れる。

千雨と蟻と小銃と 24-2


 動くに動けない長谷川千雨を見て、彼女の使い魔であるアナセスは状況の打破に乗り出すことにした。
 千雨の部屋に忍ばせていた端末数体をコンセントから這い出させる。
 エヴァンジェリン・A・K・マクダウェルに気づかせる様ワザと派手に登場する。コンセント周りのプラスチックが焦げたが構わない。あとで超鈴音にでも頼んで修理してもらえばいいだろう。とそんなことを考えて派手にやる。
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