千雨と蟻と小銃と 24-1


 痛々しい沈黙が場を包む。誰も言葉を口にしない。ただただイドの絵日記に書かれたことに打ちひしがれていた。
 ネギ・スプリングフィールドの抹殺。
 皆が皆、なんども間違いではないかと落ちたままのイドの絵日記に視線だけを向ける。文字は確かに書かれており、見間違いでもなんでもなかった。
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千雨と蟻と小銃と 23-12


 瓶を中心に魔法陣が展開され、魔族にだけ作用する旋風が唸りをあげて吹き荒れる。
 スライム娘たちは抵抗しようとするが身体が浮き、手も脚も出ないまま吸い込まれていく。
「いやぁ~~んデスゥ」
「また瓶の中カヨ~~」
「まあ悪役デスシ」

御詫び

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 流行のインフルエンザにかかってしまいました。
 初めはただの風邪かな~。と思い医者に行かずに寝てたのですが、ふと魔が差して体温を測ったところ、39.6℃。
 医者に行った方が良さそうだと思い直し、行ったらインフルエンザと診断されました。
 という訳で治療に専念中の為、今週は休ませていただきます。申し訳ありません。


                                                    オギカド カヤ

千雨と蟻と小銃と 23-11


 綾瀬夕映が気を失った桜咲刹那の頬をなんども叩くが反応がない。胸はかすかに上下しているので死んでいることはないが意識を取り戻すことはなかった。
「ひよこ起きないの?」
「はい」
『ひよこで返事するのもどうかと思うの』