千雨と蟻と小銃と 16-2


 呪実を後に従えて、長谷川千雨は自分の部屋に向かっていた。
「なんかあったのか?」
 屋敷の中の空気がいつもと違う。千雨は止まらず振り返らず背後の呪実に問いかけた。
 両手にトランクを持った呪実が首をかしげた。
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千雨と蟻と小銃と 16-1


「ふぅ~、やっと片付いたな」
 長谷川千雨は部屋の中を見渡した。部屋は綺麗に片付いていた。今までのような足の踏み場も無い状態じゃない。
『片付いたって、そのトランクに押しこんだだけやろ』
 千雨の目の前には二つのトランクが鎮座していた。

七十回更新をおこなって

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 アルバイトの研修担当を終えて、通常業務に戻れたオギカド カヤです。
 ゴールデンウィークを開けてからの三ヶ月長かったです。研修期間を終えたアルバイトの子らは、これからは立派な従業員としてがんばってくれるでしょう。
 私の近状はこれ位にして……拍手、コメント、誤字指摘、ありがとうございます。これからもよろしくお願いします。
 お盆休みが取れました。
 多分来週の更新は休ませて貰うと思います。友人らと休みが重なったので遊びほうける事になるとおもいますので。

千雨と蟻と小銃と 15-7


 麻帆良女子寮から歩いて十分ぐらいの距離。
 森の中に建つエヴァンジェリン・A・K・マクダウェルの自宅前に、長谷川千雨とネギ・スプリングフィールド、あと神楽坂明日菜と近衛木乃香もいた。
「ここがエヴァちゃんの家なんだ」